2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは、兎田よもぎです。 この山の頂上から朝日を見ると、よいことがある。そんな話を耳にして、わたしはこの山へ入りました。 山を登り始めてからしばらくして、日が傾きはじめたころ、木々の向こうに、低い屋根が見えてきました。山小屋は、思ってい…
こんにちは、兎田よもぎです。 この山の頂上から朝日を見ると、よいことがあると聞いたので、わたしは一目その朝日をみようと、ここの山を登ることにしました。 山の入り口は、とても静かでした。特別なものはなく、ただ、木々のあいだに細い道が続いている…
こんにちは、兎田よもぎです。 今日は、旅の途中でみつけた、ぽかぽかする気持ちになるカフェのお話をしようと思います。 旅をしていると、ふと、明るさが変わる場所があります。湿った土の香りに、あたたかい何かが混ざるような、そんな気配です。 そこに、…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもないけれど、どこかにありそうな世界を旅するものです。 今日の朝の森は、目を覚ましたばかりのように静かでした。冷たい空気が、わたしのまわりをすっと通り抜けていきます。 息をするたび、胸の奥まで澄んだ冷たさが…
こんにちは、兎田よもぎです。 冬の森は、この時期になると、少しだけ空気がやわらぎます。 雪は深く、木々は静かなままなのに、どこかに、あたたかい気配が混じるのです。 わたしがいま旅をしているこの地域では、この時期、大切な存在と贈りものを交換する…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもないけれど、どこかにありそうな世界を旅するものです。 今朝、まだ朝とは呼べない時間に、わたしはふと目を覚ましました。空は深い青のままで、夜の名残が、窓の外に静かにとどまっています。 泊まっている宿の部屋は…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもないけれど、どこかにありそうな世界を旅するものです。 森の奥を歩いていると、雪が少しだけやわらいだ場所がありました。木々のあいだがひらけていて、そこに、ポツンと小さな小屋が建っていました。屋根にはふかふ…
こんにちは、兎田よもぎです。 昨日の悪天候が嘘のように、今日は朝からとてもよい天気でした。 陽の光が、積もった雪に反射されて、まるで雪の上で跳ねているようです。きらきらと輝き、まるでこのお天気を歓迎しているようでした。 今日は遠くには行かず、…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもないけれど、どこかにありそうな世界を旅するものです。 今日は、空の機嫌がわるいようで、朝からずっと風が窓を揺らし、雪が地面を叩いています。わたしは、旅の途中で泊まっている宿で、ずっと、のんびりとした時間…
こんにちは、兎田よもぎです。 今日みつけた、葉にたくさんの光が集まった、つい耳を澄ませたくなるような景色について、お話ししようと思います。 それは、吐く息は白く、音は遠くへ吸い込まれていくようで、冬の森全体が深く息を潜めている時間でした。 森…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもないけれど、どこかにありそうな世界を旅するものです。 夜の森を歩いていると、風の気配がふっと止まる場所がありました。その静けさの理由を探して、枝のあいだをそっとくぐると、そこに淡く揺れるものが見えたので…
こんばんは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 その日、わたしは森を歩いていました。吐く息が白くなって、冬の訪れを本格的に感じる、深い冬の森でした。 雪はもう降っておらず、けれど降り積もった白だけが、…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 森を歩いていたら、なんだか楽しくなるような景色に出会ったので、記事にしようと思います。 それは―—苔むした切り株の上に、ちいさな小屋がちょこんと建っていて…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 なんだか今日は早く目が覚めてしまい、お散歩がてら、森を歩くことにしました。 今日はどんな一日になるだろうか、と考えながら歩いていると、森の道を抜けた先に…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 わたしは森の奥で、葉のあいだから、ふわりと浮かんでいるものを見つけました。そっと近づいてみると、それは「鈴」のかたちをしていました。けれど、音の気配は…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 今日は、なんとなく「どこかでひとり、のんびりしたいな」と思って、わたしは小さなバスケットを持って歩きはじめました。バスケットの中には、ふわふわのパンで…
こんにちは、兎田よもぎです。 どこでもない、でもどこかにありそうな世界を旅するものです。 今回は、旅の途中で、素敵な邸宅を見つけた話をしようと思います。 その日、気が付いたら、わたしは森の中にいました。そこは、辺り一面が真っ白で、雪が、まるで…
こんにちは、兎田よもぎです。 昨晩、ノルヴェルの街の「夜に灯る光の祭り」に参加して、灯りがひとつ、またひとつと息づくように広がっていくその景色に、わたしの胸の奥で、なにかがそっと目を覚ますような感じがしました。 この街の灯りは、単に明るく照…
こんにちは、兎田よもぎです。 このノルヴェルの街の名前の由来になった「夜に灯る光の祭り」。その意味を知ってから、わたしはずっと、このお祭りを見てみたいと思っていました。 “ノル”はこの街の古い言葉で「灯す」という意味。“ヴェル”はこの街の言葉で…
こんばんは、兎田よもぎです。 このノルヴェルの街の名前の由来になった、「夜に灯る光の祭り」が始まる前に、ノルヴェルの大聖堂を見ておきたくて。今日はそのお話を綴ります。 大聖堂の前の広場は、夜の静かさが残っていて、ひっそりとしていました。 広場…
こんにちは、兎田よもぎです。 昨日はノルヴェルの街で、とってもかわいらしいタルトを食べて心躍る体験をしたので、今日もわくわくすることがないか、探してみました。街を散策していたところ、素敵なお店でポストカードを見つけたので、そのお話をします。…
こんにちは、兎田よもぎです。 ノルヴェルの街の「夜に灯る光の祭り」が開催されるまで、この街にしばらく滞在するため、今日はこの街を散策しようと思います⛄ ※ノルヴェルに関する日記は、こちらからお読みいただけます♪ ↓ toda-yomogi.hatenablog.com ノル…
こんにちは、兎田よもぎです。 昨日、わたしは「ノルヴェル」という街へ降り立ちました! 今日は、この街について、日記を書こうと思います。 この街の名前は、古くからこの場所で夜に灯る光の祭りが開かれていたことに由来すると聞きます。今は冬。雪が静か…
こんにちは、兎田よもぎです。 今日は、これから旅をする予定の遠くの街に行くために、列車に乗りました。座席に腰を下ろすと、外の景色がゆっくり流れていきます。草が風に揺れ、屋根の上を光が走るのを眺めながら、私はただぼんやりと窓の外を見ていました…
こんばんは、兎田よもぎです。 今日は、旅の途中で立ち寄った、「夕暮れの海辺」のお話をしようと思います。あの光景は、ただ美しいだけじゃなくて、胸の奥にそっと手を添えられたような、不思議な静けさがありました。 太陽が沈む直前の海は、昼の名残と夜…